省エネシステム

蓄電池

太陽光発電システムとともに、東日本大震災以来脚光を浴びだした蓄電池にも、当社は対応しております。
蓄電池を設置していれば、万一の停電にも安心。以前はかなり高価だった蓄電池も、安価になってきており、また、電池の性能は、1990年に比較して、15年間で5.2倍にもアップしてきたため、実用性が高まってきています。当社では、太陽光発電システムと相性のよい蓄電池を併用したシステムも提案いたします。

リチウムイオン電池

住宅用蓄電池で多く用いられている。エネルギー密度 120Wh/㎏ エネルギー効率95% 寿命 3500サイクル エネルギー密度が高く、充放電エネルギー効率が極めて高い。自己放電が小さく、溶解析出反応を伴わないので、長寿命が期待できる。急速充放電が可能であり、充電状態が監視しやすい。低コスト材料の開発による電池の低コスト化が重要である。

鉛蓄電池

エネルギー密度 35Wh/㎏ エネルギー効率 87% 寿命 4500サイクル 150年の歴史を持つ常温動作電池。比較的安価で使用実績が多い。広い温度範囲で適用可能。リサイクル体制も確立されている。しかし、低い充電状態では電極の劣化により、充電容量が低下することや、充放電のエネルギー効率が他の電池よりも低いことが課題。

ニッケル水素電池

エネルギー密度60Wh/㎏ エネルギー効率 90% 寿命 2000サイクル 長寿命、過充電・過放電につよく、急速充放電が可能。使用温度範囲も広い。しかしながら、自己放電が比較的大きいことや、満充電時、大きな発熱を伴う、大容量化の障害(100Ah程度が限界)などの課題もある。

NaS電池

エネルギー密度110Wh/㎏ エネルギー効率 90% 寿命 4500サイクル エネルギー密度が大きいので、大容量をコンパクトに設計できるメリットがある。長寿命ではあるが、高温(約300℃)で保持し続ける必要があり、このため、設備が高価になってしまう。